友情・恋愛・笑いが見事に調和した『ツルモク独身寮』

地方の工業高校を卒業した宮川正太は、東京の家具メーカーで新たな人生の門出を迎えた。独身寮に入った正太は杉本、田畑という一癖ある先輩と同室に。たまたま着替えを覗いてしまった美女・みゆきや、一大財閥の御令嬢だけど「超がつくブサイク」な白鳥沢レイ子も加えて、仕事に恋にと毎日大忙し。

そんな中、正太は田舎に残してきた恋人ともみと、みゆきの間で心が揺れ動きだして――?

個性的なメンバーが贈る、瑞々しいギャグ青春漫画の金字塔!

出典『ツルモク独身寮』

というわけで『ツルモク独身寮』を紹介します。ギャグのセンスもいいし、恋や家族をテーマにしたシリアスな場面もちょうどよく織り交ぜられているし、ずっと忘れられない恋愛漫画です。

出典『ツルモク独身寮』

みどころ

① 個性的なメンバーによる青春活劇

主要メンバーは、夢見がちな少年「宮川正太」、女にだらしないけど実は一途な「杉本京介」、彼女いない歴=年齢のサル「田畑重男」、明るく茶目っ気のある美人OL「姫野みゆき」、上京した正太が田舎に残してきた彼女「桜井ともみ」、一大財閥の令嬢で色んな意味でほとんど化け物な「白鳥沢レイ子」。

彼らが仕事や家族、恋愛に悩みながら、等身大の人生を描いていきます。

基本は軽いギャグテイストなノリで、何気ない日常の一コマにギャグを差し込んでくるのですが、これがまた破壊力抜群で、このギャグセンスが間違いなく魅力の1つ。

強烈なインパクトの白鳥沢レイ子/出典『ツルモク独身寮』

② シリアスな場面で泣ける

同時に、シリアスな展開もバランスよく入ってくるので、全体的には非常に締まった作品になっています。

例えば、杉本は常にここは自分の居場所じゃないと感じていて、人生をうまく描けないでいます。例えば、田畑は班長試験でなかなか結果が出せないまま、独身寮を退寮する年齢に差し掛かってきます。例えば、みゆきは唯一の家族である父親と絶縁状態にあり、家族の在り方に悩み続けています。

これだけの設定があれば泣けるエピソードも豊富で、特にみゆきが父親と向き合うシーンは本当に名場面だと思います。

父親に向き合うみゆき/出典『ツルモク独身寮』

③ 三角関係の行方

そして正太はというと、その優しすぎる性格から「ともみ」と「みゆき」との間で心が揺れ動いてしまい、三者三様に傷ついていってしまいます。この三角関係の行方が、物語の最初から最後まで続くメインテーマ。といってもドロドロとした描写ではなくて、純朴だからこそみたいな三角関係なので、これがもう、切なくて!

果たして、この恋の行方やいかに!? それぞれどのように心の着地点を見つけるのか。乞うご期待! という感じ。恋愛漫画としては、とてもストレートに心を打つ作品になっていると思います。

詳細情報はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA