これは泣ける!競走馬と騎手の絆を描く『風のシルフィード』

とある牧場で産まれた芦毛のサラブレッド「シルフィード」。ところが、競走馬としては大きなハンデキャップを抱えていた。一方、牧場の息子「森川駿」は騎手を夢見て、競馬学校への進学を決める。やがてデビューを迎えた両者は、かけがえのないパートナーとなり、風よりも速くターフ(芝)を駆け抜ける。

ライバルとの出会いを通じて成長していく両者。数々の逆境、厳しい調教、故障や減量に苦しめられながらも諦めず、競馬界の頂点を目指していくのだが――?

競走馬の一生を描きながら、駿とシルフィードの種を超えた絆が感動を呼ぶ物語。

出典『風のシルフィード』

ということで競馬漫画の『風のシルフィード』を紹介します。競馬はやらないんですが、この漫画を読んだおかげで、一番好きな動物は馬だったりします。馬って美しいですよね?ね?

みどころ

① 駿とシルフィードの絆

浅屈腱炎という競走馬としては致命的な障害を持って産まれたシルフィード。経営難の牧場に一人息子として生まれ、騎手を目指す駿。この二人の道は必然的に、競馬場のコースの上で重なり合うことに。シルフィードが産まれたときから一緒の二人ですが、ともに厳しいレースを戦い抜くうちに、本当にかけがえのない存在となっていきます。

そんな中、巻き起こる様々な試練。それでも諦めずに、時には厩舎で一緒に寝たり、ふざけあったり(シルフィードも少しだけ擬人化されている?)、精神的に支えあって試練を乗り越えていく。そんな両者の絆がとても清々しく描かれています。

駿とシルフィードの絆/出典『風のシルフィード』

② 白熱のレース展開

「シルフィード(sylpheed)」とは、仏語で「風の妖精」を意味します。かわいらしい名前とは裏腹に、レースでは「白い稲妻」と呼ばれるほどの速さを見せます。レース展開の運び方には「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」と序盤をどれくらいのペースで走るかによっていくつかの戦法があるのですが、シルフィードは徹底した「追い込み馬」。つまりは終盤まで最後尾を走ってスタミナを温存し、最後の直線で一気に抜き去るというスタイルです。

これってすごく盛り上がるんですよね。ギリギリまで一番後ろにいた馬が、終盤になって、爆発的に追い上げる。さあ、先頭を走る馬まで15馬身。果たして、届くや否や――!

毎回こんな感じなんで、競馬そのものには興味がなかったとしても「白熱の勝負」に熱狂まちがいなし! さらに毎回、何かしらの試練を盛り込んで、それにまつわるドラマも用意するもんだから、勝負の結果に本気で一喜一憂してしまうのです。

はしれ!/出典『風のシルフィード』

③ ラストに待ち受ける大感動!

あまり詳しくは書かないようにしますが、最終巻にとてつもない感動が待っています。

悔いのない競走馬人生を送ったシルフィード。種牡馬となって元気な仔を作ろうと頑張るのだが――?

最終巻は何度読んでも泣いてしまいます。ずっと心に残っています。ネタバレなんて無粋なことはしませんので、ぜひ、その目で確かめてください。

種牡馬としてのお仕事/出典『風のシルフィード』

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