異世界の謎を解け!巨大迷路から脱出めざす『百万畳ラビリンス』

人と関わるのが苦手な礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、ルームメイトの庸子と共に木造の巨大迷路に迷い込んでしまった。果たして、この異世界から無事脱出できるか――?

ということで『百万畳ラビリンス』を紹介します。上下巻の2冊で完結。マンガ大賞2016にノミネートされた作品。意外性のあるストーリーにグイグイと引き込まれてしまいます。

みどころ

① 百万畳ラビリンスの世界観

二人が迷い込んだのは、子供がブロック遊びしたように、和室が滅茶苦茶につなげられた異世界。どうやら実世界のバグが生み出した裏世界のよう――?

無限ループする階段、転送装置のちゃぶ台、アイテムボックスのような押し入れなど、ゲーム好きならピンとくる仕掛けが盛り沢山。もちろん、敵キャラや必須アイテムも登場して、ゲーム好きの礼香は異世界に迷い込んだ異常な状況にもワクワクです(笑)

謎の敵キャラ「パックンモンスター」

② バグ探しの才能で謎を解く

バグ探しのアルバイトをしていた礼香は、優れた観察眼と適応力の持ち主。次々と謎を解いていきます。実世界では適応力がありすぎて(奇行が多くて)浮いた存在だったようですが、この異世界から脱出するには必要な才能。時に予想外な行動で庸子の度肝を抜くけれど、飄々としたこのキャラ設定も魅力の1つです。

バグ探しが得意な礼香(出典『百万畳ラビリンス』)

③ 意外な展開をテンポよく

上巻で二人の謎解きを通じて世界観をしっかり描写したあと、下巻で一気に急展開。どんどん謎が明らかになっていくため、読んでいて飽きません。

行動が読めない礼香と振り回され気味だった庸子のギクシャクした関係も少しずつ変化し、異世界の設定を完全に理解した礼香はますます攻略を加速させていきます。

「行動すればきっと道は開ける!」

清々しい読後感です。

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